図絵曼荼羅成立要因1 序論 田中公明氏の説 三尊形式から三部構成へ

 曼荼羅

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どのように成立したのかという問いに対し、

田中公明氏

その労作『曼荼羅イコノロジー』

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並びに『両界曼荼羅の誕生』

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において実に豊富な資料を挙げ、

極めて明快な解説をされている。

 その要旨は以下のとおりである。

 紀元二世紀頃の仏像にも見られる

釈迦・観音・金剛手からなる三尊形式は、

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幾何学パターンをもたない

叙景曼荼羅へと発展した。


東寺蔵「請雨経曼荼羅」

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叙景曼荼羅の一例である。

この曼荼羅中央の楼閣
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後に出現する

幾何学的構造を持つ曼荼羅(=幾何学曼荼羅)」

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のように真上から俯瞰した構図をとっておらず、

楼閣を側面から捉えており、

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楼閣のには

釈迦・観音・金剛手の三尊が描かれている。

この釈迦・観音・金剛手三尊形式から

仏部・蓮華部・金剛部三部に発展し、

叙景曼荼羅から

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幾何学曼荼羅へと展開した、

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というのである。


 しかし、

筆者には

叙景曼荼羅と幾何学曼荼羅とのには、

田中公明氏の説明だけでは

埋め尽くせない

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とてつもなく大きく深い溝があるように

思えるのである。

「図絵曼荼羅成立要因2」につづく


「四無量心観」伝授会(6月27日)

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