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e5 スリランカ ポロンナルワ1 仏教の変容 トゥクトゥクとサファリ

はじめての方は「e1 タイ1 スコータイ マハタート寺 ぶよぶよとした世界」からどうぞ

「e4 スリランカ ダンブッラ行きのハイウェイバス」のつづき

s (1)

 ポロンナルワという小さな村で、

トゥクトゥクの運転手に

「サファリに行かないか」

と誘われた。

 行ってもよかったが、

私には金銭的余裕がなかった。

サファリに行くなら、

安くあげても百ドル以上の出費である。

s (1)

「四百ルピーでいいよ。

野生の象や孔雀に会えなかったら

金はいらない。

嘘じゃないよ。本当、本当」


 嘘かもしれなかったが、

四百ルピー(六百円)なら、

騙されてやってもいい。

 私はトゥクトゥクに乗り込んだ。


 トゥクトゥクはタイ語だが、

旅行者がトゥクトゥクというので、

スリランカでも

トゥクトゥクと呼ばれるようになったそうだ。

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 フロントガラスの上に

貼られていたステッカーには、

仏陀を中心に、

四柱のヒンドゥーの神が印刷されていた。


 スリランカ仏教を純粋な仏教だという人がいるが、

いかなる文化の影響も受けていないという意味での

純粋な仏教というのは、どこにも存在しない。

 そもそも釈迦如来の時代に、

仏教はすでにインド化していた。

 概念的思考を超越した仏陀の教えの心髄が、

概念的思考を基とする言葉で説かれる。

 その時、

教えは何らかの文化的制約を受けることを

免れることはできない。 

s.jpg

 しかし、

スリランカ仏教の文化的変容は

そこまで微細なものではない。

 あきらかにヒンドゥー化した仏教だった。

仏教寺院の中に堂々と、ヒンドゥーの神像が祀られている。


 仏教は、もともと固定化した独善的な教義を持たない。

教えが東へ、東へと伝播していく過程で、

通過した土地土地の文化を吸収し、

少しずつ変容していった。

 しかし、教えの核心は変わっていないし、

変えられるものではない。

変容は表面的なものでしかない。


 もし、

教えの本質が変わってしまったのであれば、

それは仏教ではない。


 教えが変わってしまったというよりも、

教えの伝承が、

どこかで途絶えてしまったのだということだ。

s.jpg

 トゥクトゥクは二十分ほど走り、

私を、ゴミ捨て場に降ろした。



「e6 スリランカ ポロンナルワ2 トゥクトゥクが連れて行った場所 孔雀と雉 象 牛」につづく

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