e11 インド カーニャクマリ1 南インドのまっ黒い神々と白い処女神クマリ

はじめての方は「e1 タイ1 スコータイ マハタート寺 ぶよぶよとした世界」からどうぞ

「e10 インド バックウォーター クイロン~アレッピー 船の旅」のつづき

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 真っ黒で、

ごてごてした体にぎょろりとした白目。


南インドの寺院に祀られた神像の中で

印象に残った神は、ほとんどが真っ黒だった。


 インドの宗教画に描かれる

写実的な神々とは

まったく違う、

限りなく抽象的で原始的な神々。


 像によっては真っ赤な舌を出したり、

右手を挙げているなどの変化があり、

名が解るものもあったが、

中には、なんだか解らない

ごてごてした塊のようなものもあった。


 なんだかわからない神であっても、

とにかく原始的な力に満ちていた。

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 似たような像を南インドでは何度も見た。


 西から来たアーリヤ人が勧請した

インドラやブラフマーなどの神々が白いのに対し、

インド土着のドラヴィタ人が信仰していた

シヴァやヴィシュヌは青黒い。


 南インドはドラヴィタ文化が

色濃く残っていると言われている。


 その最南端であるカーニャクマリに祀られている神は、

クマリという処女神である。

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 クマリが祀られている寺院の中は、

うす暗く殺伐とした処刑場を想わせた。


黒い迷路のような内部を

ぐるぐると歩いてクマリの所まで行く。


 処女神の部屋が明るく照らされている。



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 クマリは白かった。

黒いエネルギーの塊の中で、

純血の女神はあまりにも

か弱かった。


 白い腰巻きを巻いた半裸の祭司が

値踏みをするように私の顔を

のぞき込んでいる。


 私は手を合わせ、

頭を下げた。


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「e12 インド カーニャクマリ2 インド最南端の白い処女神と三海」につづく

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