e11 インド カーニャクマリ1 南インドのまっ黒い神々と白い処女神クマリ

はじめての方は「e1 タイ1 スコータイ マハタート寺 ぶよぶよとした世界」からどうぞ

「e10 インド バックウォーター クイロン~アレッピー 船の旅」のつづき

9585091_1.jpg

 真っ黒で、

ごてごてした体にぎょろりとした白目。


南インドの寺院に祀られた神像の中で

印象に残った神は、ほとんどが真っ黒だった。


 インドの宗教画に描かれる

写実的な神々とは

まったく違う、

限りなく抽象的で原始的な神々。


 像によっては真っ赤な舌を出したり、

右手を挙げているなどの変化があり、

名が解るものもあったが、

中には、なんだか解らない

ごてごてした塊のようなものもあった。


 なんだかわからない神であっても、

とにかく原始的な力に満ちていた。

9585091_1.jpg

 似たような像を南インドでは何度も見た。


 西から来たアーリヤ人が勧請した

インドラやブラフマーなどの神々が白いのに対し、

インド土着のドラヴィタ人が信仰していた

シヴァやヴィシュヌは青黒い。


 南インドはドラヴィタ文化が

色濃く残っていると言われている。


 その最南端であるカーニャクマリに祀られている神は、

クマリという処女神である。

9585091_1.jpg

 クマリが祀られている寺院の中は、

うす暗く殺伐とした処刑場を想わせた。


黒い迷路のような内部を

ぐるぐると歩いてクマリの所まで行く。


 処女神の部屋が明るく照らされている。



22nyakumari1.jpg


 クマリは白かった。

黒いエネルギーの塊の中で、

純血の女神はあまりにも

か弱かった。


 白い腰巻きを巻いた半裸の祭司が

値踏みをするように私の顔を

のぞき込んでいる。


 私は手を合わせ、

頭を下げた。


9585091_1.jpg

「e12 インド カーニャクマリ2 インド最南端の白い処女神と三海」につづく

「ちょっとでもいい」と思った方はクリックお願いします


8月の阿字観講習会、月例観音供はお休みです。

9月から少人数制で瑜伽行(ヨーガ、呼吸法、瞑想)実践修行

9/12(日)舎摩他実習会 集中力をつける瞑想法です。

コメントの投稿

非公開コメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

天照寺

天照寺

Author:天照寺
埼玉県坂戸市

毎月18日・午後2時
 観音供(合同供養)

1月18日 初観音 ・午後2時
2月2日 星まつり・午後7時
2月18日 観音供 ・午後2時
3月18日 観音供 ・午後2時
4月8日 花まつり・午後2時
4月18日 観音供 ・午後2時
5月18日 観音供 ・午後2時
6月18日 観音供 ・午後2時
7月18日 観音供 ・午後2時
8月18日 盂蘭盆会・午後2時
9月18日 観音供 ・午後2時
10月18日 観音供 ・午後2時
11月18日 観音供 ・午後2時
12月18日 終観音 ・午後2時

http://www.shingon578.com/

QRコード
QR
検索フォーム
リンク