スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

e37 チベット カンリトゥカル1  トラクターと巡礼とロバ

はじめての方は「e1 タイ1 スコータイ マハタート寺 ぶよぶよとした世界」からどうぞ

「e36 ミヤンマー バゴー2 シュエモォード・パゴダ 消えた仏塔」のつづき

tibet_Namtso_lake_001.jpg

 私は

法友と旅人と共に、

3人でバスを降りた。


 ここは非解放地区なので

公安に捕まると面倒だ。


 私たちは

早足で車道から離れ、

岩石の転がる道を急いだ。


 空気が薄いので

とても走ることはできない。


 早歩きだけで

ぜいぜい

と息が切れる。

Photographing the Tibetan Plateau, Tibet

 歩いても

歩いても、

ふもとのなだらかな道が

続いてゆく。


 聖山カンリトゥカルは、

すぐ近くにあるように見えたが、

近づいたら近づいただけ、

遠ざかっていくように見える。

Photographing the Tibetan Plateau, Tibet

 私たちは

ふもとに住む人と交渉して

トラクターを出してもらった。


 トラクターは、

激しく振動しながら、

岩石の上を進んでいく。


 トラクターが止まった。

「これ以上は進めない」


 続く道はかなりの急坂だった。

Photographing the Tibetan Plateau, Tibet

 しばらく歩くと、

巡礼の一団に追いついた。


 皆、笑顔で会釈してくれた。


 一団はロバを連れていた。

ロバは背負わされていた荷の重さに、

足をがくがくと震わしていた。

 一歩一歩があまりにも辛そうだ。


 男は棒きれで

容赦なくロバの尻をたたき、

罵声を浴びせていた。


 私が見ているのに気付くと、

男は、

ばつが悪そうに笑った。

Photographing the Tibetan Plateau, Tibet

 ロバは乾燥した斜面に足を取られ、

強くヒザをついた。


 足が折れたのではと思われた。

 男は棒で強く

ばしっ、ばしっ、ばしっ

と3度叩いた。


ロバは

あわてて立ち上がり、

 震える足で

また

がくがく

と歩き始めた。


Photographing the Tibetan Plateau, Tibet

「e38 チベット カンリトゥカル2 シュクセプ・アニ・ゴンパのチベタン・マスティフ」につづく

「ちょっとでもいい」と思った方はクリックお願いします


9/12(日)舎摩他実習会 集中力をつける瞑想法です。

9/18(土)月例観音供 午前10時半開始

9/29(水)毎週水曜日(19時~20時半)瑜伽行(ヨーガ・呼吸法・瞑想)クラス

10/3(日)仏名会(過去千仏)
11/7(日)仏名会(現在千仏)
12/5(日)仏名会(未来千仏)

コメントの投稿

非公開コメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

天照寺

天照寺

Author:天照寺
埼玉県坂戸市

毎月18日・午後2時
 観音供(合同供養)
 阿字観瞑想会

2月2日 星まつり・午後7時
4月8日 花まつり・午後2時
7月18日 盂蘭盆会・午後2時
8月18日 盂蘭盆会・午後2時

http://www.shingon578.com/

QRコード
QR
検索フォーム
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。