e40 チベット カンリトゥカル4 トゥンモ ロンチェン窟 高山病 

はじめての方は「e1 タイ1 スコータイ マハタート寺 ぶよぶよとした世界」からどうぞ

「e39 チベット カンリトゥカル3 シュクセプ・アニ・ゴンパ ロチェン・リンポチェ」のつづき

N76_1.jpg

 夜は、異常に冷えた。

 私はドルジェパクモのトゥンモを行った。

 トゥンモは体温を上げ、

甘露を降下させ、

四歓喜を生じさせる行法である。


 ハーバード大学が

ダライラマ法王に要請し、

トゥンモに通達した行者の体温を

計測したところ、

摂氏10度の体温上昇を記録したという。

 平熱が36度だとすると

46度まで上がったことになるが、

通常ならば、

脳に障害が残るレベルである。

HH Dudjom Rinpoche with Khetsun Sangpo Rinpoche with textSmall(1)

私が相承されたトゥンモの本尊は、

この聖山の女神・ドルジェパクモ(金剛亥女)が本尊であり、

その行を

根本阿闍梨ケツンサンポ・リンポチェが修行された

このロンチェン窟で行えるということは、

夢のようなことだった。


 しかし、

トゥンモは止息を用いるので、

気圧の低い場所でやると、

高山病のおそれがある。


 平地で暮らしている者が、

四千五百メートルの高地で

トゥンモを行じるには無理があった。

 私は、ほんの三十分ほどで

ひどい頭痛に襲われてしまった。

220px-Vajravarahi.jpg

 次の日の早朝、眼が覚めた。

頭痛は嘘のように消えていた。

 お世話になった僧院の方々に

お布施とお礼をして、

私たちは下山した。


 ラサの街に到着したのは夕刻だった。

 法友に連れられ、

病院に急ぐタクシーの中で

私は吐いた。

 高山病だった。

220px-Vajravarahi.jpg


 帰路、発症してたら

どうなっていただろうか。


 ラサへ戻るまでの道中、

症状が出なかったのは

根本阿闍梨と金剛亥女の

ご加護にちがいない。


khetsun-Sangbo-Rinpoche.jpg

「e41 インド ブッダガヤー1 真夜中のガヤー駅と野良牛」につづく

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