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e46 ミヤンマー チャイティヨー・パゴダ 霧の中の塔

はじめての方は「e1 タイ1 スコータイ マハタート寺 ぶよぶよとした世界」からどうぞ

「e45 インド ブッダガヤー5 夜、テンプーの屋根の上で死の瞑想」のつづき

pic4.jpg

 世界は、霧で覆われていた。


 霧の中にうっすらと寺院が見える。


 境内に入る前に、

蓮の花と、

線香と、

ろうそくとを買った。


 山の上は高台になっており、

大理石で舗装されていた。


 霧の中に、仏塔が見える。

lrg_10273302.jpg

 崖にせりだした大岩の端に

ちょこんと乗っている仏塔が

今にもずり落ちそうだ。


 いかにも不安定に見えるが

中に納められている釈迦如来の遺髪が

絶妙なバランスを取っているのだという。

9427.jpg

 昔、

ある行者が釈迦如来の遺髪を

自分の束ねた髪の中に隠し持っていた。

 行者は国王に、

自分の頭と同じ形をした

丸岩を探すように頼んだ。


 国王は、

行者の頭と同じ形をした大岩を

海の底から見つけ出し、

山頂まで運び上げると

大岩の上に釈尊の遺髪を祀り、

この仏塔を建立した。

lrg_10273302.jpg

 私は仏塔の前にお香と

花と

灯明を献じた。


 線香の煙が

霧の中に

吸い込まれてていく。


 私は三度、

五体投地して

パゴダの前に座った。


 岩が濡れている。


 あやうい格好で鎮座している仏塔からは、

ただならぬ力が流れだしてくる。

lrg_10273302.jpg

 遠くで経を唱える声が聞こえる。

 近くで小鳥が鳴いている。

 座った岩の冷たさ。

 顔に触れるゆるやかな風。

 感受されるすべてを

パゴダから

流れ出す力に溶け込ませ、

それに集中する。


 どのくらい時間が流れただろうか。 
 
 眼を開くと

すっかり霧が晴れていた。


img_8970.jpg

「e47 ミヤンマー チェントン1 忘れられない光景」につづく
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